将来について(大学院編)
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なんか捗らない時
なんか捗らないときってありませんか?
そういう時自分は
- (お金があれば)甘いものを食べる
- (本があれば)本を読む
- (コンピュータ)があれば文章を書く
という行動をしています
ちなみに調べごと・SNSをすると無限に時間が溶けるのでやめた方がいいと経験則は言っています
ということで今はなんか捗らないので考えを書き起こしています
そろそろ捗る方法をしたいのですが,それがまだうまくいっていないです
書き終わって気付いたのですが,研究室に関して「やってはいけないこと」である調べごとをしていて時間が爆速で溶けていました
明日までに夏休みの課題を提出しないとやばい
興味のある分野(再)
前回の記事にも書いたことをコピペする簡単なお仕事
- 根幹に関わる
- 応用可能性の高い
- 人があまりやらない
これをもとに考えて自分が興味があるのは以下の分野
- 生物情報
- 特にゲノム解析
- 生命って不思議だよね
- アルゴリズム
- (プログラミング)言語処理系
- コンピュータアーキテクチャ
- 巨大な計算機みたいなのに憧れている
- PS3のCELL構想みたいなのかっこいいよね
- 不明
- 生命コンピュータ?
- コンピューティングドーピングみたいに生命を計算機で拡張させたい
改めて見るとめっちゃざっくばらんとしていますねこれ
ただ,めっちゃ理論がしたいのでなくて解決したい課題があって学びたいことがあるような気もします
ちなみに研究室を選ぶ際に興味がある分野でないこともあります(フィーリングを重視するタイプ)
研究室
上から考えて自分が興味があることがやれそうな研究室を考えてみました
ちなみに研究室を選ぶ際に興味がある分野でないこともあります(フィーリングを重視するタイプ)
大学院
研究室を選ぶ上で考える必要があるかも知れない点を整理してみました
- 立地
- 金銭面
- 知名度
- 同級生・先輩・後輩
- 教授・教育
立地
アメリカに行って学びました...東京の中心以外の学校に行く場合は考慮しないとまずい
- 飯がまずい場所では全ての効率が落ちます
- 不便な場所は一長一短(効率は落ちるかも知れないがイノベーションは生まれるかも知れないと感じた)
- 天候は大事です
金銭面
勉強・研究に集中するなら必要だと感じた
- 学費
- 奨学金
- RA・TAなどの制度
知名度
日本の大企業に就職するなら必要だ!!...と思いましたが実力でどうにかするつもりなので知名度はあまり必要ではないと仮定しています
ここでの知名度は僕が知っているかどうかです(ここ笑うところ)
流石に知らない大学院に応募することはできません
同級生・先輩・後輩
人は孤独じゃあ生きていけません.加えて,周りの人間がその人の人となりを決める...と僕は思っています
教授・教育
ここでの「教授」は僕がコミュニケーションを取る人としてです
インターンで学んだのは指導をする人と合う合わないは絶対にあるということで,教授がどんな人かを先に知っておいた方が後々ミスマッチしないなと思いました
「教育」に関しては,座学は本を読めばカバーできるかも知れないですが大学・教授がどんな姿勢で学生を指導しているのかということから重視したいです
教わる側は当然として教える側も色んな意味で我慢強さを持っていないと教育は上手く行かないと僕の経験則が言っています
具体的に選ぶ
今の段階で良さそうな大学院の専攻は以下の通りとなりました
理由
上の条件を満たしていて面白そうな研究をしている研究室があったからです
ちなみに比べると下の表のような感じかなと思っています
立地 | 金銭面 | 知名度 | 同級生・先輩・後輩 | 教授 | 教育 |
---|---|---|---|---|---|
東大=総研大 | 東大<総研大 | 東大≥総研大 | 東大>総研大 | ? | 東大≤総研大 |
以下具体的な研究室を書いていきます
良さそうな研究室
ということでCoolでSickな研究室を列挙していきます
これから消失する研究室は事前に省いているつもりです
多いのは肯定的に言えば興味の幅が広いということです(調べていて面白そうな研究をしているところばかりでした...)
(敬称略)
- コンピュータ科学...研究案内
- システム情報学
- 上田泰己...睡眠覚醒からシステム生物学を実現するらしい
- 電子情報学
- 創造情報学
- 情報学プリンシパル研究系
- アーキテクチャ科学研究系
補足
- 同じ東大でも駒場の研究室はなぜないのか?
→駒場の雰囲気が嫌い
→交通の便が悪い
→周りに何もない
→そのくせ家賃は高い
→二度とあそこに行きたくないから(感情的な意見)
→要はトラウマの地だから
- 他にもいい研究室はあるのに上の研究室にしたのか?
→全探索すると計算量が$O(n)$なので東大内で探した
→東大内の方,家から近い方がすぐに研究室訪問がしやすいと思ったから
→海外大学院はコネクションがないのに研究室の内容まで調べるのは大変だと思ったから(学会とか行くようになったら変わるかもしれない)
- 大学のHPから研究室を探しているけど研究者から選ばないの?
→論文を読むことをサボっているからそこまで研究者を知らない
→「大学のHP→研究室のHP→研究分野→論文→他の論文」をしていればそのうち行きたい研究室も収束すると思うので最初は仮想志望研究室を決めて勉強することを明確にしたほうが良いと思った
- 情報理工の専攻は1つしか受験できないけど大丈夫?
→そのためにどの専攻でも受けられるような受験科目を考えた(後述)
- 就職は考えていないの?
→今のところは考えていない
→次の記事でもっと先でしたいことは書く
- お金は大丈夫なの?メンタルは?
→お金は東大なら親に出してもらうつもり
→人生は冒険や
→メンタルがやばくなったらやめる
→情報学専攻だから仕事はなんとかなると思っている
- 総研大は博士後期課程までの5年一貫コースだけど確認した?
→研究もしたことがないのに行くつもり
→やめたくなったらやめればいい(上の理由を参照)
→学士/修士で出て仕事がしたいという気持ちよりも(少なくとも今のところは)研究をして世界を変えたい(青い),自分の限界に挑戦したい(青い)気持ちが強い
これからすること
大まかに
- 院試勉強をする(当たり前)
- そのためにどのような範囲を勉強するか下に書く
- 留年をしないように勉強をする(当たり前)
- 電磁気と電気回路のどちらかを落とすと留年します^^
- 興味がある分野・研究室の論文を読む(当たり前)
- 割と軽視していたけど機械学習はどの分野でも必要な様子なのでここの勉強もしないといけないよう
- 研究のインターンに応募してどんなものなのかを知りたい
院試に関して
東大情報理工
入試に関するURLはこちら
入試は以下のように行われます
コンピュータ科学・システム情報学・電子情報学
- 筆記試験が行われます
- 上記の専門科目に関して口述試験が行われます
創造情報学
- 筆記試験が行われます
- 数学...上と同様orプログラミング...言語はなんでもよくノートPCを用意して.txtファイルのの内容を処理する
- 英語(TOEFL)...上と同様
- 専門科目...後述
- 上記の専門科目に関して口述試験が行われます
各専攻の専門科目
専攻 | 試験科目 |
---|---|
コンピュータ科学 | 「情報数学,数値計算,離散数学,アルゴリズムと計算量,形式言語,論理学,プログラミング言語論,計算機アーキテクチャ,オペレーティングシステム,デジタル回路」から3問程度出題で全問解答 + 「機械学習,グラフィクス,自然言語処理,バイオインフォマティクス,コンピュータビジョン」から6問程度出題で2問解答(どちらもJavaもしくはC言語を使用する場合がある) |
システム情報学 | 「信号処理,電子回路,制御,コンピュータシステム,力学」から5問出題で2問解答 |
電子情報学 | 「電気電子回路,計算機アーキテクチャ,論理回路,アルゴリズムとデータ構造,情報通信,コンピュータネットワーク,信号処理,情報理論」から5題出題で3問解答 |
創造情報学 | 「ソフトウェア,アルゴリズム,コンピュータハードウェア,情報システムなどに関する問題」3問出題 |
- システム情報学はコンピュータ科学,電子情報学の専門科目を代わりに受けることも可能
- 創造情報学はコンピュータ科学,電子情報学,システム情報学の専門科目を代わりに受けることも可能
以上のことを院試に向けて自分が勉強をした方がよい科目は
- 数学(線形代数・微積・確率統計)
- 情報数学・離散数学
- 数値計算
- アルゴリズムとデータ構造
- 形式言語
- 論理学
- プログラミング言語論
- コンピュータアーキテクチャ
- OS
- デジタル回路
- 機械学習
- バイオインフォマティクス
- 信号処理
- 情報通信
- コンピュータネットワーク
だと思いました(多い)
受験する際には「コンピュータ科学」か「電子情報学」で受けると思うのでそれに合わせて勉強をすると考えた場合こうなります
総研大
学生募集要項に関してはこれを参照
入試は以下のように行われます
- 事前に志望指導教員の選定と研究内容に関して相談→志望指導教員が出願者の受け入れができない/適当な指導教員がいない場合は不合格
- 学力選抜は面接→出願者の発表とそれに関する質疑応答+基礎的な専門知識+提出書類の内容に関する質疑応答
- (必須)出願者の発表では入学後の研究計画を発表します
- 加えて,これまでの研究内容+最近感銘を受けた学術論文・公園+志望理由書の内容+情報学専攻で研究したい内容+適当なテーマ
- 発表用の資料はあらかじめ用意する(印刷用にA4版を別途指定する部数印刷して持参する)
- 液晶プロジェクタは使える
- 出願書類は英語か日本語で
- 志望理由書には情報学専攻で研究を希望する理由をこれまでの経験を踏まえて日本語なら2000字程度,英語なら800 words
- これまで読んだ本・学術論文や聴講した講演・講義のうち興味を持ったものを3件,面白かった点を数行で
- TOEFL・IELTS・TOEICのスコアを持って英語能力を判断される
- 採点基準・合否判定基準
- 「意欲を持って研究に取り組もうとしているか」
- 「研究(テーマ,全般)に対する問題意識をどれくらいもっているか」
- 「研究遂行に必要な基礎学力を備えているか」
- 「研究遂行に必要なコミュニケーション能力を備えているか」
これを考慮すると以下のことをする必要があると思います
- 基礎学力をつける
- 数学・情報科学(+物理学)に関する知識
- 英語
- 研究を進める
- 論文を読む
- 研究を通してどう世界を作るか考える
という当たり前のことをすればよさそうですね