RemacsをUbuntuにインストール
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Remacsとは
Emacsの拡張性は非常に高く僕もよく使うエディタですが,それをRustで改良しようというコンセプトが面白いですね
Remacsのインストール
Rustをインストールしていない場合
UNIX系の場合は下のコマンドでrustupをインストールします1
$ curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
インストールはインストーラーの指示にしたかってください
Rustのインストールが済んでいる場合
Cコンパイラや周辺環境をインストールします
$ sudo apt install build-essential automake clang libclang-dev $ sudo apt install texinfo libjpeg-dev libtiff-dev \ libgif-dev libxpm-dev libgtk-3-dev libgnutls28-dev \ libncurses5-dev libxml2-dev libxt-dev
これが終わったら本体のインストールです
$ git clone https://github.com/remacs/remacs.git
remacs
ディレクトリに移りビルドします
$ ./autogen.sh $ ./configure --enable-rust-debug $ make
ところが
$ ./autogen.sh
を実行しようとすると以下のエラーが発生する
Checking Rust toolchain install ... Remacs requires the rustup command to be installed in order to build. Please see https://www.rustup.rs/; Aborting.
rustup
もrust
もインストールしたはずなのになんで...?
どうやらrustup
をダウロードするときに
$ source $HOME/.cargo/env
というコマンドを打たないといけなかったらしいです
Remacsの実行
RUST_BACKTRACE=1 src/remacs
上のように実行します
RUST_BACKTRACE=1
はとりあえず付けたほうがよいらしいです
-q
というオプションをsrc/remacs
のあとに付けることも可能です.emacs.d
を無視してくれるオプションらしいです
使った感想
-q
オプションを付けないで起動すると下のようなエラーメッセージが
Warning (package): Unnecessary call to ‘package-initialize’ in init file
Remacsではパッケージをinitializeしなくてもいいのかな?
とりあえずコーディングや拡張に関してEmacsと変わらないように感じました
使ってみて困った点があったらIssueに上げてみようと思います