Neunomizuの日記

俺だけが俺だけじゃない

8月のまとめ

8月にしたこと

tags: したこと

読んだもの

  • マスタリングTCP/IP入門編
    • 最低限の単語を仕入れました
    • もっとWEB関連の知識を勉強しようとなりました
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  • 神の子どもたちはみな踊る
    • 阪神・淡路大震災に後に書かれた短編集
    • 直接的に震災の話が出てこない中で運命の変わった人々の話
    • 1995年は村上春樹の作品が変わってしまったのだけどそれ以前の作品のファンだが楽しめました
    • 洋楽が好きな人にはThe Beach BoysのSurf's Upみたいな作品って言えば良いのかな
    • 個人的には「蜂蜜パイ」が好きです
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  • プログラミングの基礎
    • 定義から考えていけばそこまでプログラミングは難しくないと教えてくれます
    • プログラミングの初心者には強くおすすめしたいし,そうじゃない人にもおすすめです
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  • 大学生物学の教科書
    • コンピュータよりも複雑なのにうまく構成されている生命すごいですね
    • 化学反応にもストーリーを感じてしまいました
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やったこと

  • 米西海岸での留学
    • まとめるとコンフォートゾーンを出ることは大変だということを感じた
  • インターンを始めた
    • 労働は大変でした...
    • これについては別の記事でまた書きます
  • 目標とかを毎週書くのは大変なのでやめました
    • 代わりに「やった」ことだけを書くことにしました

思ったこと

自分にとっては物語は大事

中高は小説ばっか読んでいました.しかし大学に入ると専門書を読まないいけないなぁと思い小説を読む機会が減っていきました.

特に最近は理転をしたのもあり,周りに追いつこうとして理学書を読む機会が増えてめっきり文学作品を読むことが減りました.

コンピュータというのは厳密さを好みます.融通がきかないので文法が間違っているだけで文句(助言?)を言います.

しかし,小説は曖昧さを受け止めます.一見すると荒唐無稽に思える事象が物語にとって欠かせない比喩であることもあります.しかも解釈は読者に委ねられます.

もちろん解釈は文脈に依存しますが,その幅はコンピュータよりも広いです.少なくとも読者の数だけはあると考えています.

もしかしたら文学は学問なので解釈の一意性が大事なのかもしれません.しかし物語はもっとおおらかさを持っています(しばしば混同されることですが).

物語にある比喩の意味をわかったとき,物語全体が一つの意味を持つ解釈ができたとき,その物語の意味が印象的だったとき,これはプログラムが通ったときとはまた異なる感覚を伴います

自分がコンピュータを勉強しよう!と思ったのもコンピュータが作り出す未来に物語を感じたからです.その物語を大事にしないとコード全体を通して何かを作ることはできないと小説を読んで再認識しました.

ただし,もっと専門書も読まないといけないですけどね