米国VISAを申請で格闘(自分と)した話
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VISAは早めに取りましょう
今年の夏に米国の大学のサマースクールに行く際に必要なVISA申請で困ったので今後のために書きます(これから行く機会あるのか?)
最初に戒めのために述べますが
逆算してVISAは取ろう
大まかな手順
書類を揃えて大使館へ申請のための面接(面接とは言っていない)をします
最初は相手の大学に連絡をする必要がある
VISAの種類
米国のVISAにも色々と種類があり,大きく分けて移民VISAと非移民VISAがあります
今回僕が取ったのはF-1という非移民VISAの学生用のVISAです
これにはまず,米国に行くというのを米国側の大学に証明してもらう必要があります
そのため,まずは早く授業料を払いましょう!
授業料を払うと,I-20(在学証明書)が空輸でアメリカから来ます.これがないと大使館に行ってもしょうがないです.
来るのに約3日かかるので余裕を持って授業料は払いましょう
旅行する人
ESTA(Electronic System for Travel Authorization)というVISA免除プログラムを使うので関係ない(と思います)
次はSEVIS
次はVISAを申請するのにSEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)費用を払う必要があります
これは学生・交流訪問者(F-1,M-1,J-1と言ったVISAが必要な人)(学生・職業訓練者・研究者など)向けです
同時多発テロ以降に作られた,留学生などの管理を強化するための制度です(こんなところで影響があるとは...)
これを払わないとVISA面接が予約できるようにならないので,早めに払いましょう
次はDS-160申請書を書きます
この某天堂の製品みたいな申請書さえ書き終われば,VISA面接の予約ができるようになります
そういえばこれもDSですね
この行程を通して個人情報を米国の管理下に置くことになります()
親族・学校関係者以外で2人の電話番号や住所が必要になります(ぼっちはここで死にます)(寮なので同じ寮の人に頼めて運が良かった)
予め,誰に頼むか目星をつけておいた方がいいですね
長いだけで,こまめにセーブしながら進めば心配するほどではないはずですがここで僕は一つのバグに遭遇しました
無限に"Session Timed Out"が出る!!!
申請する証明写真が通らない!!!
これで1週間くらい潰しました.頭が悪すぎる選手権準優勝くらいですかね
Session Timed Out(差別)
"Session Timed Out"はブラウザで火狐を使っていたことが原因らしいです1
要件をよく見ると
- Internet Explorer 11またはGoogle Chrome ver 58以上を推奨。Safariは使えません
と書いてあります
最近ロゴを変えて狐の原型はない模様
解決策はGoogle Chrome
かInternet Explorer
を使うことでした
こういうのは日本の企業だけじゃなかったようです...
僕はWindows機を持っていないのでGoogle Chrome
を使いましたが,もしIE
しか使えないサイトがあったら...
(どこの国とは言わないですがM社のOSしか推奨環境にないサイト納税システムを運営している国があるらしい)
証明写真はいらない
次に申請する証明写真に関してですが,これはあとで面接に持ってくればいいので別に通らなくても大丈夫です
ネットで検索したところこの証明写真のパートが通らないことことが非常に多いようなのでなんとかしてほしいですね...
いざ面接
いざ面接です.DS-160の記入が終わるとVISA面接が申請できます
僕は夏前だったので面接予約をしても空いているのが最短で1週間後くらいからでした
「時間がない人はもっと注意してください←」
アメリカ大使館の立地...
流石戦勝国という感じでした
赤坂の一等地にここまでバカでかい大使館を堂々と設置しているとは...
広尾とかそこらへんで我慢してよToT
そして,威圧感に押されながらも面接に挑むのでした...
当日のドタバタ
書類がたくさん必要です. マルチタスクが苦手な僕にはこの手の書類地獄が本当に地獄でした(二重表現)
- 印刷した面接予約確認書(忘れた)
- DS-160フォーム確認ページ(間違えたページを印刷して来そうになった)
- 証明写真(背景が白でないといけないのに水色のものを持っていった)
- パスポート
- 古いパスポート(なかったので持ってこなかった←これ大丈夫か未だにわかっていないです...)
が必要です2 上で書いたようにめちゃくちゃドタバタしています
苦手な人は予約した当日にどうにかしましょう
親か友達に手伝ってもらえる人は手伝ってもらった方が多分いいです
4回目の正直
こんな感じで「ないものはない」状態で大使館に向かった私ですが,入る際にも色々とやらかしました...
ないものはない
以下4点のミスを犯しました...
- ラップトップを入れっぱなし来たためコインロッカーを探すことに(パソコンの持ち込みは禁止されています)
- パスポートをバッグを忘れる(コインロッカーに間違えてパソコンと一緒においていってしまう痛恨のミス)
- 証明写真の背景が青色で撮り直そうとしたらお金がなくて引き出すのに時間がかかった(証明写真自体は大使館ないでも取れるので,背景が白色にする証明機がわからない場合は大使館内で取りましょう)
このミスの多さ...
この度に入っては出ているので,多分あの日,あの時間帯は僕が世界で一番アメリカ大使館に出たり入ったりする頻度が高い人間だった気がします.AEDPM世界一ですね(American Embassy Detarihaittari per minute)
この日は予約時間は8:00だったのですが実際に着いたのは15分遅れです...
それに加えて上のヘマで時間を取られて結局終わったのは11:00
憂鬱でしたが,VISAの面接自体は受けられました
逆に言えばVISA面接は遅刻しても大丈夫っぽいということがわかったので収穫です
英語も書類を確認していたお姉さんに"Thank you"を言っただけで全然必要なかったです
まとめ
遅刻OK & 英語不要 なアメリカ大使館さんまじで感謝...ではなく,いい年しているのだからちゃんと時間・書類の管理ができるようになりましょうね僕^^;
手順
- 留学先の大学に連絡を取る(3日)
- SEVIS費用を払う(1日)
- DS-160を正しいブラウザで申し込む(1日)
- VISA面接予約をする(7日)
- 最悪証明写真と面接予約確認書はなくても時間に遅れてもいいので,当日に大使館へ行く(1日)
- VISAが届くのを待つ(7日)
計20日前後かかると見積もるといいかもしれません
注
あくまでこれは個人の感想でこの記事でなんらかの被害を被った方がいても責任は取りません